胸腺腫

胸腺に発生するがん。

胸腺は縦隔と呼ばれる部位にある。体のほぼ中央にあり、胸骨の後ろで、心臓の前に位置している。

胎児期から幼児期にかけて免疫を担当する、小さいが重要な臓器。成人期には退化する。

胸腺腫は、進行は遅いが、進行がんになると肺、心臓、大血管に浸潤したり、胸腔内に種をまくように播種性転移を起こす。

初期症状が出ることはきわめてまれで、定期健診の胸部X線検査などで偶然見つかることがある。

進行すると胸痛、せき、たん、呼吸困難、頸部の鬱血、浮腫などが現れることもある。

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